「ポスト菅野」の座をつかみ取れるか。巨人・山崎伊織投手(26)が7日、オリックスとのオープン戦(京セラ)に先発。4回1安打無失点と好投した。初回二死から西野に四球、続く頓宮の右前打で一、三塁のピンチを招くも、西川を遊飛に仕留め無失点。その後は要所を締めながら安打を許さず3つの三振も奪い、安定した投球を見せた。
登板後は「いつも通り準備してうまく入ることができた」と安堵した表情。続けて「無失点っていうところは一番良かったが、ところどころでやっぱり反省するべきことは多かった。もっと(球を)コントロールできるようにしていかないといけない」と振り返った。
昨季は2年連続で10勝をマーク。大黒柱だった菅野智之投手(35)がオリオールズへ移籍し、その穴埋めを成すべき存在として今季はエース・戸郷とともにさらなるジャンプアップが求められている。
そうした中、他球団スコアラーからは「警戒する先発投手」として自身の名前が早々と挙げられている。春季キャンプ中、巨人投手陣をチェックし続けていた他球団007の1人は山崎伊について「ストレートの出力やキレがいい。さらにはカットボールなどの変化球も質が上がってきている」と分析。その上で「このまま行けば、今シーズンは10勝超えも期待できるのではないか」とし、警戒レベルを大幅に引き上げている。本来辛口となるはずの敵側から今季のキャリアハイ、そして3年連続2桁勝利に太鼓判を押された格好だ。
今季から日米通算197勝の田中将大投手(36=前楽天)が加入。しかしながらスター選手とはいえ昨季0勝、5年連続で2桁勝利から遠ざかっているベテラン右腕に多くを求めることはさすがに「酷」だ。〝自らがやらねばならない〟という強い自覚があるからこそ他球団007が指摘した通り、山崎伊は投球の幅を大幅に広げてプロ5年目の大飛躍につなげようとしている。
菅野に代わる〝ウイニングマシン〟となるのは、やはりGの背番号19が筆頭候補のようだ。












