鯉のドラ1の開幕一軍入りへ暗雲が漂った。広島のドラフト1位・佐々木泰内野手(22=青学大)が、5日のDeNA戦(横浜)で走塁中に左脚にアクシデントを発生させ、そのまま途中交代した。

「2番・右翼」で出場した佐々木に異変が生じたのは「四球」で出塁した直後の6回一死一、二塁。続く3番・小園の右前打で一気に一塁から三塁を陥れた間の走塁中とみられる。三塁には何とか到達した佐々木だったが、その後は一時、歩行すらままならず。左脚に手を当てる姿にアクシデントを察知した三塁側の広島ベンチも、すぐさま「代走・山足」をコールし、佐々木はそのままベンチ裏へと引き上げた。

 試合後、応対した球団トレーナーは「走塁中に左の太ももの後ろ(裏)を痛めました」と何らかの故障が発生したことを示唆し、佐々木は明日6日の千葉でのロッテ戦には帯同せず、5日までに帰広し、6日以降、広島市内の病院で詳しく検査を受ける予定という。

 状態の詳細は病院の診断後となるが、アクシデント発生後は「走る」こともままならなかった様子を見る限り、すぐに実戦復帰が可能な状況ではない模様。新井貴浩監督(48)は「左のハムストリングがちょっとピリッときたということだったから(広島に)帰って検査して。いいものを見せてくれていただけにね」と、ドラ1新人の離脱を残念がった。

 チームは3日の楽天戦後に正捕手・坂倉がキャンプ終盤に右手中指を骨折していたことが判明。開幕絶望となったのに続き、5日の試合でも、1日に一軍合流したばかりのドラフト1位新人の離脱が確定。開幕月の3月突入後に、プレー中におけるケガや故障での離脱者が相次いでいる。