中日・井上一樹監督(53)がビジターゲームでの勝率5割を目標に掲げている。「やっぱり5割をアウェーで。甲子園じゃなくても横浜でもマツダでも神宮でも5割でいきたいという設定を自分の中に置きたい」。敵地で一つでも多く勝ち星を拾っていくつもりでいる。
4日に敵地・甲子園で予定されていた阪神とのオープン戦は雨天中止。昨年の中日は甲子園で0勝10敗1分けと一つも勝つことができなかった。4月に貯金を最大6まで伸ばし、8年ぶりの単独首位に立ったものの、4月19日からの阪神3連戦(甲子園)で3連敗を喫して一気に沈んでいったことも記憶に新しい。それでも井上監督は「年は変わっているわけだから。そこは意識するつもりはない。(選手に)意識をさせない」と前向きに考えている。
とはいえ、中日は歴史的にビジターで勝てないチーム。敵地で35勝35敗2分けだった2013年を最後に、実に11年連続でビジターゲームで負け越している。落合監督のもと、53年ぶりに日本一となった07年シーズンでさえもビジターでは33勝37敗2分けと黒星が先行。ビジターゲームで弱くホームで白星を積み重ねていく典型的な〝内弁慶チーム〟だけに、敵地での勝率5割は相当ハードルが高い目標といえそうだ。
「去年、全然勝てなかったよねっていうところをクローズアップされてしまうと、みんながまたそういうふうに考えてしまう。(今季のスローガンが)〝どらポジ〟だからポジティブに考えて。今年はダメだったけど、来年がいいよねとか、そういうのもあるしね」。井上監督はポジティブシンキングを武器に苦手意識の克服を目指しているが果たして…。












