【台湾・台北27日発】〝グルメ王国〟に初上陸も…。日本ハム・新庄剛志監督(53)がなぜか頭を悩ませている。

 チームは3月1日から始まる台湾シリーズ(対統一、2日=対中信)のため、27日にキャンプ地の沖縄から現地入り。到着後は試合が行われる台北ドームで全体練習を行った。新庄監督も沖縄滞在時から「本当に楽しみ。気候も暖かいみたいだから」と心待ちにしていた台湾シリーズ。滞在中は小籠包や魯肉飯(ルーローハン)など絶品の台湾料理に舌鼓を打ちたいところだが、本人によれば「ある問題」によって難しい可能性が高いという。それが「甲殻類アレルギー」だ。

 自身が生まれ育った対馬での幼少期時代は「エビとか貝とかイクラとか。何でも食べていた」と何も問題はなかったという。ところが、福岡に移住した後、母親が川で大量に捕獲して料理した生焼けのサワガニを食べて以降、アレルギー症状に悩まされるようになったそうなのだ。

「うちは貧乏だったから、そういうのばかり食べていたからだろうね。それ以来、エビとカニを食べると症状が出てしまう。少しでも入っていると倒れてしまうんです。カップヌードルに入ってるぐらいのエビでも食べたら、15分後ぐらいに耳のあたりがかゆくなってきて。で、もどして(倒れて)顔面から頭を打つような経験を2回してるから。だから(元)オリックスのえびす君(戎信行投手)が来たら、それでもう打てなかったし。アレルギーで(笑い)」

「エビ」や「カニ」という言葉を聞いただけでも恐怖心を覚える指揮官。そんな状況だけに、今回の遠征中は仮に甲殻類が含まれていない料理でも極力控える決意を固めている。

 せっかく美食都市に降り立った新庄監督だが、まさかのアレルギーで禁欲生活を余儀なくされそうで…。このうっぷんは試合で晴らすしかないかもしれない。