ソフトバンクの城島健司CBO(48)が24日、宮崎春季キャンプを総括し、取り組みを振り返った。

 今キャンプは新たな取り組みとして、主力選手に2月半ばまで調整を一任させる「S組」を導入した。城島CBOは「S組がいなかったからこそ、残ったメンバーのリーダーシップの有無とか、今まで見られなかった選手も呼べた。今のところはやめようというネガティブな意見はないので、僕はやってもいいんじゃないかと思う」と来年も継続する可能性を示した。

 主力が不在だからこそ、新たに見えてくるリーダーシップ。城島CBOがA組から名前を挙げたのは、昨年3番打者としてチームを支えた栗原陵矢内野手(28)だった。「自覚と、彼が去年1年間やった自信と、ひとつもふたつも上になろうという野望」と要因を語り、背番号24を称賛した。

 また、選手が踏んでいくステップアップについてもこのように話した。「選手は高給取りになると不安なんですね。だから何も言わなくてもやる。でも、活躍したことない選手は失うものがないので、そこの差は出てくる。1年活躍してくれたら、怖くなって練習する」。

 成績を残して初めて見える景色がある。城島CBOは「栗原もステップが上がったのかなと思います」と満足げだった。