日本からやって来たオールドルーキーの〝妙技〟に米メディアも絶賛の嵐だ。オリオールズの菅野智之投手(35)21日(日本時間22日)にキャンプ地・フロリダ州サラソタでライブBP(実戦形式の練習)に初登板。好投した内容について翌22日(同23日)のMLB公式サイト「MLB.com」も「スガノがスプリングトレーニング初のライブBPで素晴らしいパフォーマンスを披露」と題した記事を配信し、称賛している。
同サイトのオリオールズ番ジェイク・リル記者は、前日に行われたライブBPの模様を振り返り「この日晴天だったサラソタでは実戦的な打撃練習が行われ、その中で全ての視線がスガノに注がれていた」とリポート。打者8人に26球を投げ、安打性の当たりは4本に抑え、特にディラン・ビーバーズ外野手(23)、ジャド・ファビアン外野手(24)、エンリケ・ブラッド・フィールド・ジュニア外野手(23)と対戦したことをクローズアップし「メジャーの有望な外野手3人組と対峙した際には、素晴らしい投球を披露した」と評している。そして「スガノは6つの球種を駆使し、その投球に満足していた」とも続けた。
ライブBPで〝初バッテリー〟を組み、マスクを被ったアドリー・ラッチマン捕手(27)も菅野について「どの投手もそれぞれ特徴があるが、彼の場合はコントロール。6種類の変化球も操り、特にスプリットが素晴らしい。さまざまな相手を攻略できる武器を持っている」と目を丸くしていたという。昨季も含め過去2度にわたって球宴メンバーに選出されたチームの正捕手がリップサービス抜きに、ここまでほめ称えたのだから菅野の〝ファーストインパクト〟は相当なものだったようだ。
同サイトは「日本プロ野球の読売ジャイアンツで12年間活躍したスガノは、今季からオリオールズの中心選手となる可能性は十分にある」と太鼓判も押している。
また、リル記者はこの日、自身のXで続報もアップデートし「トモユキ・スガノは水曜日のブラデントンでのパイレーツ戦でデビューする」と投稿。菅野がいよいよ26日(同27日)に敵地で行われるパイレーツとのオープン戦で待望の〝デビュー登板〟を果たすことも決まった。
35歳のメジャー新人右腕がチーム内外に与えた強烈な衝撃度は、プラスの意味でかなり大きい。開幕前から早くもトモユキ・スガノが旋風を巻き起こそうとしている。












