巨人の宮崎春季キャンプに参加中の阿部慎之助監督(45)が3日にトークショーを行った。

 この日の全体練習終了後、施設内に設置されたイベント会場に登壇した阿部監督。月曜日にもかかわらず多くのファンが駆け付けた中、司会役の徳光アナウンサーからの質問に答える形でトークショーが行われた。

 会の冒頭、徳光アナから「去年、本当にあの戦力でよく優勝できたなという風に思えてなりません。我々ジャイアンツファンとしましては」といきなり〝徳光節〟で先制パンチを受けた阿部監督は苦笑いを浮かべながらも「やっぱりチーム力って大事なので、そこは最初から最後までしっかり心に秘めてやりたいなと思います」と今季の抱負を告白。さらには集まったファンに向けて「去年と一緒で(キャンプは)雨のスタート。その中でもすごくたくさんのファンの人に見守っていただいてキャンプインできました。本当にありがとうございます」と感謝の言葉を伝えた。

 甲斐や田中将ら新戦力についてのトークでも盛り上がりを見せた中、ファンからの大きな注目を集めた話題はやはり「開幕投手」について。阿部監督は「今年は決めるのはやめようと思っていて。去年は戸郷で行きますと言ったんですけど、良い競争をしてもらいたいので、オープン戦の先発争いを見て決めたいと思います」とぎりぎりまで熟考を重ねる方針を明かした。

 また、開幕オーダーについても「いい悩みではありますけど、キャンプ、オープン戦を見て決めていきたいです。ぜいたくな悩みではありますし、そう悩ませてくれる選手がたくさんいるってことですから、ありがたいです」と同様に白紙であることを強調した指揮官。

 昨季は就任1年目でリーグ優勝も果たしたが「新人監督で2年目に優勝した人はいないというジンクスがあるみたいで。そういうジンクスというのは追っ払って『やってやろうじゃないの』と思っています」と新体制での〝2年目のジンクス〟破りを誓っていた。