バレーボール男子日本代表を率いて現在は韓国1部現代キャピタルを指揮する名将フィリップ・ブラン監督が、今夏のパリ五輪で8強敗退に終わった際の本音を激白した。

 ブラン監督は卓越した指導力で日本を世界屈指の強豪に育て上げたが、パリ五輪では目標に金メダルに届かず8強敗退。その後に移籍した現代キャピタルでもその手腕が注目されている中、日本代表を率いた最後の瞬間を振り返った。

 韓国のバレーボール専門メディア「ザ・スパイク」のインタビューで「ブラン監督が行くチームはすべて良い成績を収めたが、秘訣はあるか」と問われるとこう答えた。

「一生懸命、私の仕事をする。本当に頑張らなければならない。ただ、正しい方向に頑張ることが重要だ。私がやっていることが望ましい方向に向かっていることを確認しなければならず、ずっと良くなることができる方法を考えながら修正、補完をすることも重要だ」と力説。そして、こう続けた。

「どこに行っても、1試合の中でディテールを作るために、多くの時間を投資する。日本でも良い成果があったが、残念な部分が多い。まだパリ五輪8強でのイタリア戦敗北は、胸が痛い記憶として残っている」と本音を吐露した。

 また「日本代表チームでも、統営カップ大会優勝直後にも見えた涙の意味は」と問われると「どんなリーグや大会でも私たちの選手たちと目標を設定し、その成果を出したということ自体がうれしいことだ。今年統営で開かれたカップ大会でも、イ・ジュンヒョプ、キム・ジンヨン選手などの成長も見られた。カップ大会決勝戦でも、パリ五輪イタリア戦の時のようにリバーススイープで負けたくなかった。勝ったという考えに感情が上がってきた」と熱弁した。

 ブラン監督は、日本での指揮にいまだ後悔の念が多く残っているのかもしれない。