阪神・湯浅京己投手が20日に兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1000万円減の年俸3700万円でサインした。

 復活を期し新シーズンに臨んだ2022年の最優秀中継ぎ右腕だったが、開幕を二軍で迎えると8月には難病の「胸椎黄色靭帯骨化症」の手術を受け、リハビリ生活に突入。「シーズン中にもかかわらず手術を受けさせてくれた球団には感謝している。苦しいだけではなく、たくさん学ぶことがあったのでこれからに生かしていきたい」と戦線復帰に意欲をのぞかせた。

 リハビリ過程は「順調にスケジュール通りに進んでいる」とのこと。「2月にはチーム全体のメニューにも合流する予定」と語った湯浅は、来季の開幕一軍入りを現実的な目標として見据えている。

 ともに中継ぎ陣を支えてきた同僚・石井からは「シーズン中に『今はゆっくり休んでおけよ』と声をかけてもらった」と明かした湯浅は「去年も今年も全然力になれていないので、来年こそはチームの力になりたい」と語った上で「お世話になった方々に恩返しを」と力を込める。

 25歳の若さながら、栄光と挫折を繰り返してきた背番号65の野球人生。冬来たりなば春遠からじ――。アツアツの季節はいつかまた必ず訪れる。

(金額は推定)