衆院選(27日投開票)で東京24区から出馬している萩生田光一氏は自民党から非公認となったものの、公示以来、大物の応援弁士を続々と投入している。

 初日15日は元万博担当相の井上信治東京都連会長が駆けつけるなど、非公認を感じさせない態勢を整えていた。さらに、安倍晋三元首相の夫人である昭恵氏が16日に八王子入り。萩生田氏の事務所X(旧ツイッター)が昭恵氏のあいさつを動画で紹介しており、昭恵氏は「今から生まれてくる子供たちにこの国に生まれてよかったとそう思える日本を作りたいと主人は言っていたので、そんな日本をぜひ実現させていただきたい」と、萩生田氏への支援を呼び掛けていた。

 17日には高市早苗前安全保障担当相が応援に来るなど、非公認をものともしない選挙戦を繰り広げている。19日にはなんと日本維新の会元代表の松井一郎前大阪市長もやってくるという。維新支持層への影響力がありそうだ。

 一方、立憲民主党から出馬している有田芳生氏は市民を前面に出している。有田氏は「市民運動の皆さんと政策協定を結びました。『憲法を変えない』『原発ゼロに向かっていく』『医療・介護・福祉』。働く人たち、お年寄りたち、子供たちが豊かに暮らしていけるような新しい日本をつくるために市民のみなさんとお約束をしました」と第一声で明かしていた。

 有田氏の応援には公示日の野田佳彦代表に続いて16日は辻元清美広報本部長が駆けつけている。東京の選挙区だけに7月の都知事選に出馬した蓮舫前参院議員の動向も気になるところだ。

 陣営関係者は「蓮舫氏は今回の衆院選についてXに『一有権者、一国民として(向き合います)』と書いていたので応援はどこにも行かないつもりなのかなと受け止めていました。一有権者ってそういう意味じゃないですか」と話した。もし応援となれば盛り上がるはずだが…。

 東京24区からは、ほかに、国民民主党の浦川祐輔氏、日本維新の会の佐藤由美氏、参政党の与倉さゆり氏、無所属の畑尻文夫氏が立候補している。