ソフトバンク・石川柊太投手(32)が16日のオリックス戦(京セラドーム)に中5日で先発し、7回無失点の好投で今季6勝目(2敗)を挙げた。
伝家の宝刀が冴えわたった。序盤からテンポ良く投げ相手打線に的を絞らせない。小久保監督に「今年一番ぐらいの球が来ていた」と言わしめた投球でスコアボードにゼロを並べ続けた。
特に要所で光ったのが、得意のパワーカーブだ。3回は二死走者なしから安打と四球で一、二塁と初めてのピンチを背負ったが、そのカーブで渡部から空振り三振を奪い無失点で切り抜けた。
結局、今季最長の7回を投げて3安打無失点の快投劇を披露。6つの三振はすべてカーブで奪うなど、決め球を効果的に使った。
前半戦は先発と救援をどちらもこなす難しい役割が続いていたが、後半戦は先発として貢献。8月以降は4勝0敗とチームに欠かせない存在となっている。プロ11年目右腕は「もうここまできたら気持ちだけなんで。本当に気持ちだけで投げました」とお立ち台で語った。
中5日の登板については「どうこう考える必要はなかった。短いイニングとも考えなかったし、しっかり中継ぎを休ませられるような投球ができればなと」と頼もしさを見せる。4年ぶりのリーグ優勝、その先の日本一へ。背番号29の存在感が増してきそうだ。













