女子プロレス「マリーゴールド」のロッシー小川代表(67)が、13日の東京・両国国技館大会を総括した。

 5月20日の旗揚げ戦(後楽園)からわずか2か月で両国進出を果たし、世界最大団体の米「WWE」からイヨ・スカイの招聘に成功。林下詩美とのスペシャルシングルマッチを実現させた。

 新設されたワールド王座、ユナイテッド・ナショナル(UN)王座、スーパーフライ級王座の初代王者決定戦も開催。観衆3058人(主催者発表)を集め、大盛況で幕を閉じた。大会後、小川代表は「また新たな目標を立てていかないといけないですね。それにしてもイヨ・スカイは別格でした」と満足げな表情を浮かべた。

 大会前日の会見ではGLEATの田中稔と元女子プロレスラー・府川唯未の娘・田中きずな(19)が入団。また、13日付で元女子プロレスラー・大向美智子の長女、心希(しんの=15)が入門すると発表した。

 2人の母と全日本女子プロレス、アルシオン時代から縁がある小川代表は「自分のやってきた意味がある団体になった。全部の集大成になると思ってます」。さらに「ここから先、1、2年後はここで生まれた選手が中心になっていかないといけない」と新世代に期待をかけた。

 また、メインイベントでは右手首骨折で負傷欠場していたジュリアが復帰。Sareeeと団体最高峰のワールド王座をかけ激闘を繰り広げた。結果はSareeeが勝利し、初代から外敵に流出する事態となったが、小川代表は「全く気にしていないです。ここから誰が取りにいくのか、Sareeeを誰が倒すのか新しい物語が始まりそうですね」と動じることはない。

 一方で、WWEが近い将来のジュリア獲得を目指しているのは公然の事実で、ジュリア自身も日本マットでのカウントダウンに入っていることを認めている。

 気になる今後にジュリアについて、小川代表は20日の東京・新木場1stRING大会から選手として同行すると明言。「向こうに行く時期は確定してないので、それまでは出ます。ジュリアはこの間にいろんな選手とやりたいと言ってるので、所属選手の全員と当たったり、組むようにしていこうかなと思ってます」と語った。

 さらにこの日には来年1月3日に東京・大田区総合体育館大会を開催すると発表。同日には古巣スターダムも東京ガーデンシアターで興行を行う。小川代表は「大田区総合体育館の改装明けの第1発目になるみたいですけど、会場からお話をもらっただけで、ぶつけようと思ったわけではない」としつつも「新春興行戦争ですね」とにやり。今後もマリーゴールドの動向から目が離せない。