広島は24日のDeNA戦(横浜)で、1―1の延長10回に小園海斗内野手(23)、末包昇大外野手(27)、野間峻祥外野手(31)の3発のアーチで4点を奪い、5―2で快勝。連敗を「2」で止めた。

 前日までチーム本塁打がリーグ最低の16本の赤ヘルにとって〝うれしい誤算〟というしかない決着となった。同点で迎えた延長10回、まずは8回に同点適時打を放つなど、すでに猛打賞を決めていた4番・小園が大仕事をやってのけた。二死からDeNAの3番手・伊勢から、右翼席へと運ぶ今季1号決勝ソロだ。

「久しぶりに違う感覚があった。自分でもびっくりした」(小園)と値千金の一撃の直後、すぐさま末包も続いた。「〝楽に〟という状況だったので、どんどん行ってやろうと思っていました」(末包)と、2球目の144キロを弾丸ライナーで運ぶ3号ソロで突き放す。

 なおも二死一塁から途中出場の野間が「打った感じ、行ったかなと」と、4番手・石川から右翼席へダメ押し2ランを放ち、一気に5―1とした。

 お祭り騒ぎのベンチでは、指揮官の新井貴浩監督(47)も野間の2021年シーズン以来、3年ぶり公式戦弾が出たころには「びっくりして、笑っちゃいました」と、想定外?のアーチ攻勢に目を白黒させた。

 この日は序盤から1点を追った展開で、8回にDeNAのエース・東から何とか1点を奪って試合を振り出しに戻した末、延長戦での3発で試合を決めた価値ある粘り勝ち。これまでとは異なる決着のつけ方で連敗をストップさせた指揮官は「本当にナイスホームランだった」とご満悦だった。