ロッテ・佐々木朗希投手(22)が7日のオリックス戦(ZOZOマリン)で苦しみながらも7回2失点で今季初勝利をマーク。自己最多となる111球を投じて3安打、9奪三振の粘投だった。
初回は自らの適時暴投で先制点を献上し、同点に追いついてもらった直後の2回も連続四球から適時打を許した。それでも3回以降はスライダーでタイミングを外し、5―2の逆転勝利につなげた。
本人は「(試合への)入りで点を取られてしまって、いい投球ではなかった。点を取ってもらってどうにかそれを守れたかなと思います」と攻撃陣の援護に感謝。この日の直球の最速は158キロで「最近あまり球が速くないので、あまり疲れていないです。150キロ台しか出なくなっちゃったので、まだまだ投げられると思います」とジョークを飛ばしつつも、相手を圧倒するポテンシャルの高さを改めて見せつけた。
昨オフのポスティング移籍騒動で佐々木に対するイメージが悪化した感は否めない。そんな劣勢を挽回し、周囲を納得させていくのもマウンドでのパフォーマンスにかかっている。
この日もドジャースをはじめカブス、レンジャーズ、レッズなど5球団のスカウトがネット裏から目を光らせた。令和の怪物の上陸を待ち焦がれるMLB球団側の焦点は、右腕の「たくましさ」や「耐久性」など新たな環境に適応するための資質に絞られてきている。
最多の球数を投げ、さらにステップアップした佐々木。現在のドジャース・大谷がそうであるように、周囲の雑音を乗り越える強じんな精神力と技術を身につけられるのか見ものだ。











