ノア31日の後楽園大会で、GHCヘビー級王者のイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.(32)がジェイク・リー(35)を下し初防衛に成功した。

 ワグナーは序盤、ジェイクの体格とパワーに苦戦を強いられた。場外のジェイクにトペスイシーダを敢行するも首根っこをつかまれて捕獲され、そのままエプロンにチョークスラムで叩きつけられるなど大苦戦だ。だが、中盤には再び場外に落ちたジェイクの背中にトペを打ち込むことに成功。ここから徐々に反撃しつつ一進一退の攻防に持ち込んだ。

 会場の大「ワグナー」コールも背にジェイクの巨体を肩車してからパワーボムで叩きつけるなど攻め込んだが、追撃で月面水爆を狙いコーナーに上ったところを後ろから蹴られて場外に転落する大ピンチを迎える。リングに戻されると岩石落とし、チョークスラムとたたみかけれたが3カウントは許さず。その後の猛攻も耐え抜くと、一瞬のスキをついて足を取ってからドラゴンスクリュー、頭突きで形勢を逆転させると、足を固めつつアームロックを決める関節技で捕獲。これは逃げられたが雪崩式ブレーンバスターなどで攻め込みつつ驚異のタフネスで相手の反撃をはね返し、最後は粘るジェイクをシュミット式バックブリーカーからの月面水爆で仕留めて28分25秒の激闘に終止符を打った。

 試合後、「ビバ! メヒコ!」を観客と大合唱したワグナーは「メキシコ人として初めて巻いたGHCのベルトには思い入れがある。後楽園ホールで初めての防衛ができた。ここは私のホームです。みんな私の仲間です!」と喜び、長期政権を誓った。