笑顔が弾けた。DeNAが29日、広島との開幕戦(横浜)に臨み4―3で勝利。白星発進を果たすとともに就任4年目の三浦大輔監督(50)にとっては指揮官として、うれしい開幕戦初勝利となった。 

 3点ビハインドの3回一死一、二塁。この日「一番・右翼」で先発起用されたドラフト1位・度会隆輝外野手(21=ENEOS)が値千金の同点3ランを放ち、試合を振り出しに戻した。

 黄金ルーキーがプロ初安打初本塁打で一気にチームを盛り立てると、8回一死満塁からベテランの代打・大和が右翼へ右犠飛を放って勝ち越しに成功。接戦をものにし、史上最多動員記録となる3万3312人の観客で膨れ上がった横浜スタジアムを大きく沸かせた。

 横浜での現役時代、7度の開幕投手を務めながら一度も勝てなかった三浦監督。指揮官就任後も3年連続で開幕黒星が続いていたが、実に〝11度目の正直〟で悲願の白星をつかみ取った。試合後は「いやあ、うれしいですね。現役も含めて開幕勝利は初めてなので良かったです」と白い歯をのぞかせた。

 そしてヒーローの度会については「流れを引き戻してくれた大きなホームランでしたね。練習中に話して『今日打つよ! お前打つから大丈夫だよ』って言ったら『打ちます!』と言っていました。最高の仕事をしてくれましたね」と評し、最後まで賛辞が止まらなかった。