競泳女子で東京五輪個人メドレー2冠の大橋悠依(イトマン東進)が、後輩たちに金言を送った。

 24日まで開催されたパリ五輪代表選考会では、400メートル個人メドレーで4位に沈むも、200メートル個人メドレーで優勝して五輪切符を奪取。29日の取材では「代表落ちしたらやめるつもりだったが、200メートルの決勝前は自信があった。また五輪までいろんなことを挑戦できるのはうれしいし、楽しみ」と笑みを浮かべた。

 今回の日本代表は高校生4人を含む13人が初代表。フレッシュな顔ぶれが目立つ中で、五輪金メダリストとして「『五輪に魔物がいる』というが多分いない。いると思っているから、いると思う。緊張すると思うが、自分のレースをしてほしい。死ぬわけじゃないので。大人になって『もっと普通に楽しめばよかった』と思うことがあるので、将来振り返ったときにどういう思い出にしたいか考えてやっていってほしい」と一流のメンタル術を伝授した。

 パリ五輪に向けては「やっと自己ベスト狙えるタイムになってきた。いつでも9秒台で泳げるよう、ベースづくりが重要になる。いい泳ぎを積み重ねて試合では何も修正することがないようにしたい」と展望を語った。