27日(日本時間28日)に放送された「AEW DYNAMITE」に、米AEW所属のオカダ・カズチカ(36)、柴田勝頼(44)、竹下幸之介(28)がそろって登場。和製トップレスラー3人が存在感を発揮した。

 まずは新日本プロレスを退団し、昨年12月にAEWと契約した柴田だ。オープニングで元IWGP世界ヘビー級王者のウィル・オスプレイと一騎打ち。2017年2月の新日本・大阪大会以来の再戦となったが、観衆はオスプレイへの大チャント。だが柴田は冷静にオスプレイと重厚な攻防を展開する。オスプレイの空中技をくらうが、場外でブレーンバスターを放って反撃。強烈なバックドロップから足4の字固めで相手のスピードを止めにかかった。

 さらにオスプレイの顔面に容赦なく蹴りを入れブーイングを浴びた。「テンリュースタイル」の水平チョップから師匠譲りの卍固めの猛攻。オスプレイも負けじと、空中技と打撃をさく裂させて大激戦に。最後はタイガードライバーからヒドゥンブレードをくらって3カウントを奪われた。オスプレイにリベンジを許したものの、試合後はノーサイドで、リング上で互いに座礼。勝ったオスプレイからもリスペクトを示された〝ザ・レスラー〟には、16日のブライアン・ダニエルソン戦に続き観衆から万雷の拍手が起きた。

 竹下はAEW世界王者サモア・ジョーへの挑戦権をかけ、メインイベントでスワーブ・ストリックランドと激突。オープニングとメイン戦を和製レスラーが飾る中、竹下が躍動する。ブーイングを浴びながらブレーンバスター、エルボースマッシュ、ビッグブーツ、セントーンを放って追い込んでいく。ストリックランドの破天荒な攻撃に逆襲を許すが、エルボー、トペ・コンヒーロを放って真っ向勝負だ。

 竹下はブルーサンダーボム、ザーヒーで勝負に出るが、3カウントは奪えない。最後はパワーボムをスワーブストンプで切り返されると、JMLドライバーで叩きつけられ、フォール負けを喫した。それでも観衆から「これぞ名勝負!」のチャントが上がる大激闘となり、トップランクの実力をアピールした。

 先週の「DYNAMITE」で、新日本から移籍3戦目でAEWコンチネンタル王座を奪ったオカダは、真っ赤なフェラーリに乗ってさっそうと会場入り。ベルトを肩にスーツ姿で、バックステージで盟友ヤングバックス(マシュー&ニコラス・ジャクソン)のAEW世界タッグ王座決定トーナメント戦を見届けた。プライベート・パーティーを相手に、優位に試合を進めるヤングバックスにオカダも納得の表情。タッグ王座奪回へヤングバックスが勝利すると、ガッツポーズで祝福した。リングに上がることはなかったが、存在感は抜群だった。