【カリフォルニア州ロサンゼルス27日(日本時間28日)発】ドジャースの大谷翔平投手(29)は昨年12月の入団会見でワールドシリーズ制覇を宣言した。現在、11年連続でプレーオフ出場中だが、直近2年間は地区シリーズで敗れている。大谷、山本由伸投手(25)、タイラー・グラスノー投手(30)と大補強した今季は大チャンスだ。そこでムーキー・ベッツ外野手(31)ら主力選手にワールドシリーズ制覇のカギを聞いたところ、「健康」「集中」「アジャスト」「リラックス」「運」などが挙がった。
大谷は21日に韓国・ソウルで行われたパドレス戦の1打席目に右前打を放って以降、13打席連続無安打でオープン戦を終えた。元通訳・水原一平氏(39)の違法賭博問題、韓国移動の影響もあるのだろうが、心配は無用だ。ドジャースはチーム全体で戦うからだ。
チームの目標はもちろん、ワールドシリーズ制覇。オフの大補強を受けて複数の米メディアは「世界一以外は失敗」と報じている。しかし、最近は2020年に頂点に立ったが、コロナ禍で公式戦60試合の短縮シーズンだった。フルシーズンでは1988年が最後。13年から11年連続でプレーオフに進んでいるものの、手が届きそうで…という状態が続いている。
そこでドジャースの主力選手に世界一に何が必要か聞いた。今季、遊撃手にコンバートされたベッツは「健康。皆が健康でいられれば、最高のチャンスを得られる。健康でなければ、最高のパフォーマンスを届けられない。野球をやる健康な人をそろえられなければ、より大変になる。ああ、誰もケガがないということはない。今年はどうなるか、見ものだね!」と熱く語った。
ミゲル・ロハス内野手(35)、クリス・テーラー内野手(33)、2月26日に再契約したエンリケ・ヘルナンデス内野手(32)、マリナーズからFA移籍したテオスカー・ヘルナンデス外野手(31)もそろって健康を挙げた。
この日、10年1億4000万ドル(約212億円)で契約延長に合意した正捕手のウィル・スミス(28)は「1年間、集中し続けること。今にフォーカスし、1試合1試合やっていくこと。シンプルだけど、自分はそれが必要だと思う」と集中力を挙げた。
16年にカブスでチャンピオンリングを手にしたメジャー通算174本塁打、ゴールドグラブ賞5度のジェーソン・ヘイワード外野手(34)は「アジャスト。人生も仕事も日々の生活もアジャストしていかなければならないようにね。日々の変化にアジャストするのとは別に、日々の準備が必要だが、このグループは全く心配がいらない」と力を込めた。
昨季のナ・リーグ新人王投票で3位に入った2年目のジェームズ・アウトマン外野手(26)は「たくさんあると思うけど、メインはシーズンを通してリラックスすることかもしれない。野球において緊張しすぎると悪いことが起こる傾向があるから、グランドに出て行ったら勝つことだけに集中し、やっている間は楽しむこと。そうすれば、ワールドシリーズを勝つチャンスは大きくなる」と目を輝かせた。
韓国での開幕戦、本拠地開幕戦でも先発マウンドに上がる右腕グラスノーは「すごく多くの要素が大事だけど、いうとしたら、良いタイミングでしっかり熱くなることと、継続性かな。始まったら、チーム一丸となって良いプレーをするしかない」と断言した。
大谷に背番号17を譲り、代わりに妻アシュリーさんにポルシェを贈られたジョー・ケリー投手(35)は2度、歓喜を味わっている。「一つ目は才能、2つ目は良いクラブハウス、たとえば、チームディナーへ行くときに『あいつは呼ぶのやめようぜ』とか言い出す奴は良くない。そういう選手がいるチームはまとまっていない。3つ目は少しばかりの運。(今年のドジャースは)才能と良いクラブハウスは揃っているから、あとは運が回ってくるか、こうご期待!」と独特な表現で締めくくった。ドジャースは世界一のシャンパンファイトができるか注目だ。












