米国・AEWに移籍した元新日本プロレスの〝レインメーカー〟オカダ・カズチカ(36)が20日(日本時間21日)の「AEW DYNAMITE」(カナダ・トロント)で、初登場からわずか2週間でいきなりベルトを奪取した。

 1月末で新日本を退団し、6日(日本時間7日)の「AEW DYNAMITE」に電撃登場。同団体と「3年20億円(推定)」という超大型契約を結んだオカダはヤングバックス(マシュー&ニコラス・ジャクソン)と合体し、9日(日本時間10日)の「COLLISION」での6人タッグ戦で圧勝デビューを飾ると、13日(日本時間14日)「BIG BUSINESS」での6人タッグ戦では、AEWコンチネンタル王者のエディ・キングストンをレインメーカーでKOし王座挑戦権を獲得していた。

 移籍3戦目にして早くもシングル王座戦の舞台にたどり着いたオカダは、赤いフェラーリで会場に到着。インタビュアーに呼び止められた際には日本語と英語で「エディ、そのベルトいただくぞ。それがどういうことか分かるか? カネの雨が降るぞ」と宣戦布告した。

 序盤から場外でのDDTを決めるなど非情な首攻めを展開。不敵な笑みとともに踏みつけてフォールするなど、王者を挑発していく。しかしダイビングエルボードロップをかわされバックフィスト・トゥ・ザ・フューチャーを浴びると、エディの猛反撃にさらされた。

 打撃戦からのノーザンライトボムを回避したオカダは、ローリングラリアートを発射するがガードされてしまう。それでもピンチにはレフェリーを掴むダーティーな一面も見せて決定打は許さない。再度のバックフィスト・トゥ・ザ・フューチャーをかわして変型ドライバーを決めると、最後はレインメーカーをさく裂させて3カウントを奪った。

 入場ゲートに上がったド派手な花火を見て晴れやかな笑みを浮かべたが、その直後にはPACが登場。花道を挟んでの視殺戦が展開され、両者による王座戦が急浮上した。

 ともあれわずか3戦目、最初の挑戦でシングル王者となったオカダ。日本が世界に誇るレインメーカーが、渡米早々にその実力を満天下に証明した。