阪神は19日のソフトバンク戦(ペイペイ)に10―9で競り勝ち、オープン戦2つめとなる白星をゲット。佐藤輝はオープン戦2号となるソロアーチをマーク。森下も同1号となる豪快な3ランをスタンドに叩き込むなど、チーム全体の打棒上昇を印象付ける一戦となった。
両軍合計31安打という壮絶な乱打戦となったが、ひとりかやの外に置かれる格好となってしまったのが、虎の不動の2番打者・中野拓夢内野手だ。背番号51はこの日6打数無安打。5つの空振り三振を記録する深刻な打撃内容で、打率はついに0割7分7厘にまで低下した。
昨季、セ・最多安打のタイトルをマークしたリーグ屈指の巧打者のバットが、ことごとく空を切った。さらなる飛躍を期し、打撃改造に取り組んだはずの春。気がつけば抜け出せぬ迷路の中にいた。
試合後の中野は「きょうはもう触れないでください。自分でもちょっとどうなってるか分からないので。修正はまたします」。どれだけつらい一日の最後だろうと、できる限り誠実に言葉を絞りだした。












