新日本プロレス「NEW JAPAN CUP」の決勝戦(20日、長岡)に進出した後藤洋央紀(44)が、12年ぶり4度目の優勝を誓った。

 歴代最多となる3度のNJC制覇を誇る後藤は、2016年大会以来8年ぶりに戻ってきた決勝戦の舞台でロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの辻陽太と激突する。この日(19日)の前日会見では「俺がここまで来れたのは、運が味方してたというのもあるし。決して俺だけの力ではないと思ってます。応援してくれる皆さん、そして亡き父がきっとチャンスをくれたんだと思います。明日、そのチャンスを生かして4度目の王者。必ず実現させたいと思います」と力強く言い切った。

「世代交代」を掲げる辻とはシングル初対決となる。「新時代の選手と言われる中では、一番勢いもあり、実力もある選手だと思ってますね。新時代新時代言ってますが、俺にとっちゃそんなことは知ったこっちゃなくて。俺は俺で、俺の時代を築く。それだけですね」と、簡単に時計の針を進めさせるつもりはない。「今年で45(歳)、キャリア21年目。確かに体力面では彼に劣ってますよ。劣ってますけど、俺の底力は彼にも分からない。彼の知らない俺の底力を見せてやりますよ」とベテランの意地を明かした。

 後藤が最後にNJC決勝の舞台に立ったのは8年前の2016年大会。決勝戦で内藤哲也に敗れた後藤は、オカダ・カズチカの勧誘を受けてCHAOSに加入し環境の変化を選んだ。今大会に優勝すれば4月6日両国大会で内藤が現在保持するIWGP世界ヘビー級王座に挑戦できる。「これはある意味、俺がCHASOSに入ったことが正しかったのかどうか。それの答え合わせになるんじゃないかなって気がしてます」。オカダが退団した今だからこそ、自身の選択が正しかったということを結果で証明するつもりだ。