ドナルド・トランプ前大統領が11月の米大統領選で勝利すれば、ヘンリー王子は「非常に厳しい状況」に直面する可能性があるとトランプ氏の盟友で政治家のナイジェル・ファラージ氏が警告した。英紙エクスプレスが18日に報じた。

 元英国独立党党首のファラージ氏は、最近トランプ氏とヘンリー王子の処遇など様々な話題について話し合ったと述べ、トランプ氏が11月の米大統領選で勝利した場合、ヘンリー王子はビザをめぐって「非常に厳しい時期」に直面する可能性があると警告した。

 同氏は18日にGBニュースに対し「もし彼が大統領になれば、ハリー王子がビザ申請書に書いた内容が再検査されるだろう。彼はマジックマッシュルームを摂取したことを認めましたか? コカインと大麻を摂取したことを認めましたか? もしそうしていれば、アメリカのビザを持っていないはずです」と語った。

 さらには「つまり11月にトランプ氏が大統領に復帰すれば、ヘンリー王子にとっては非常に厳しい状況が訪れるかもしれない」と指摘した。

 トランプ氏は2月に同紙のインタビューで「私はヘンリー王子を守らない。彼は女王を裏切った。許しがたいことだ。私が大統領に復活すれば(バイデン氏のように)手を貸さない。ヘンリー王子がしたことに対して、バイデン政権はあまりにも寛大だと思う」と批判している。

 回顧録「スペア」で薬物使用を告白したことで米国入国を禁止すべきだったという主張が飛び交っていた中、今月初めには保守系シンクタンク「ヘリテージ財団」は米国滞在ビザを与えた国土安全保障省(DHS)にビザ申請書類の開示を求める裁判を起こしていたが、連邦地方裁判所のカール・ニコルズ判事は書類の公開可否の判断を下すには「詳細が不十分」であると判断。DHSに対して書類を裁判所に提出するよう命じている。

 大統領選の結果はヘンリー王子の〝運命〟も左右しそうだ。