笑顔が絶えなかった。ドジャースの大谷翔平選手(29)が16日に、パドレスとの開幕2連戦(20、21日)が行われるソウルの高尺スカイドームで初練習前の公式記者会見に臨んだ。

 会見にはベッツとフリーマンも同席。大勢集まった報道陣を前に大谷は白い歯をのぞかせながら「韓国でプレーするのを楽しみにしていた」と口にし、オフに移籍を決めたドジャースの一員として開幕を迎えることについて「新しいチームで、素晴らしい選手たちとプレーできるのを楽しみにしている」と目を輝かせた。

 韓国へのフライト直前に自らのインスタグラムのストーリー機能で妻と肩を寄せ合って並ぶ写真を投稿。ドジャースも同じ写真を公開し「ショウヘイ・オオタニと妻が韓国に向かう前」とつづった。そして15日に韓国入りした際には500人以上のメディア、ファンらが待ち構える中、仁川国際空港の到着ゲートに2人揃って現れ、笑顔を見せ合う微笑ましいシーンも見られた。

 米CNNテレビ(電子版)は元バスケットボール選手の田中真美子さん(27)と球団が認めたと報じた。報道陣から夫人を遠征に帯同させたことについて質問が及ぶと、ベッツとフリーマンから「カモン!」とちょっかいを出されながらも大谷はやや照れ臭そうに「一緒に来て公式戦を見るのも初めてですし、いい思い出になると思います」などとコメントした。

 この様子には大谷人気の高い韓国のファンたちも大騒ぎだ。SNS上では「大谷の笑顔を見ているだけでいやされる」「翔平とほぼ毎日一緒に入れる奥様が羨ましい」などと書き込まれ、その中には「日本とアメリカだけでなく、韓国に別荘を買って大谷夫妻に住んでほしい」との〝珍要求〟までつづられている。

 また、この日は大谷の妻である真美子さんが昨年まで所属していた女子バスケットボールチームの「富士通レッドウェーブ」が声明を発表。大谷と夫人の結婚を受け「富士通レッドウェーブでの活躍を通じてたくさんの人に元気を与えてくれた田中真美子さんの新たな門出を心よりお祝い申し上げます。新しい人生のステージがお二人にとってより素晴らしいものでありますようお祈りいたします」と祝福した。
 
 MLB開幕戦が行われる韓国は史上空前の盛り上がりを見せているが、その主役は夫人とともに初訪韓した大谷となることは間違いない。