女子プロレス「スターダム」の〝妖精〟なつぽい(28)が、約5か月半ぶりにリングに帰ってきた。
昨年10月に「頸椎ヘルニア」と診断され長期欠場に。安納サオリと保持していたゴッデス王座の返上を余儀なくされた。
9日の横浜武道館大会で行われた復帰戦では安納と組み、スターダム初参戦のSareee、センダイガールズ・橋本千紘組と激突した。
親友のSareeeとは、東京女子プロレス所属時代の2020年1月以来、約4年ぶりの対戦。先発で向き合うと、グラウンドで一進一退の攻防を展開した。Sareeeと交代でリングインした橋本とは、昨年7月に一騎打ちして以来の対峙。体格差のある橋本にドロップキックで挑んだが、軽々と持ち上げられ苦戦を強いられた。
それでも安納と好連係を炸裂させて流れを引き寄せると、橋本をジャーマンで投げ飛ばし、会場を沸かせる。
15分過ぎにはSareeeにフェアリーマジック(変型ラ・マヒストラル)からのフェアリー・ブリンク(ライムライト)と得意技を繰り出す。だが、Sareeeのローリングソバットが顔面に直撃。意識がもうろうとしたところに、最後はSareeeにリストクラッチ式裏投げを決められ、3カウントを献上した。
試合後、マイクを持ったSareeeに「なつ! 生きてるか? 大丈夫? 今日は対戦相手に選んでくれてありがとう。本当にうれしかった。これからもずっとずっとよろしくね」と声をかけられると、疲労困ぱいのなつぽいは「みんな、ただいま! みんなの顔がすっごく見たかった。Sareee、ちっちさん(橋本)、今日はスターダムのリングに来てくれて本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えつつ、リングに戻れた喜びを爆発させた。
タッグを組んだ安納とも熱い抱擁を交わし、目に涙を浮かべたなつぽい。その後、親友のもとに駆け寄ると「Sareeeと一緒に駆け回るリングは、何歳になっても青春だなと思った。ありがとう」と抱きついた。
会場が大きな拍手に包まれる中、客席を見渡したなつぽいは「このスペシャルカード、この1戦で終わりだとは思ってないです。まだ過去、現在、未来につながっていると信じてます。みんな、どんなことがあってもついてきてください。みんな、バイぽーい!」とファンに呼びかけた。













