東京五輪の卓球混合ダブルスで金メダルを獲得した水谷隼氏(34)が思い出の地で真夏の戦いを振り返った。
1日に東京五輪の選手村跡地に完成した商業施設「ららテラスHARUMI FLAG」のオープニングセレモニーに、レスリングで東京五輪女子50キロ級金メダルの須崎優衣(24=キッツ)と参加。東京五輪後に現役を引退した水谷氏は「僕引退するまで約28年間、もう本当に毎日卓球漬けの生活だった。その中で最後東京五輪で金メダルを取って、引退できたのは本当に幸せな競技人生だったなと感じる」としみじみと振り返った。
卓球界では長きにわたり、中国勢が頂点に君臨。伊藤美誠(23=スターツ)とのペアで挑んだ混合ダブルスの決勝も中国ペアとの対戦だった。水谷氏は「小さい時から五輪で金メダルを取るというのを目標に一生懸命やっていたが、中国の壁がすごく高かった。今までの五輪も世界卓球もほとんどが中国選手に敗れてしまって金メダルに届かなかった」と回想。それでも最後の最後で難敵の撃破に成功し「今までの対戦成績が0勝4敗と一度も勝ったことがない中国ペアに地元日本で行われた決勝戦で勝つことができたのは何か運命的なものを感じる」と神妙に語った。
先月開催された世界選手権団体戦(韓国・釜山)では、男女そろって中国に敗戦。リベンジに期待がかかるパリ五輪に向けては「女子が(決勝で)もうあと一歩で中国を倒すところまで追い詰めた。パリ五輪でもきっと選手たちは一生懸命やってくれると思うし、また男子も非常に惜しい試合が続いた。男女ともに若い選手が活躍していて、将来が期待できるので、応援していただけたら」とエールを送った。












