西武の〝マスクマン〟と化した新選手会長の外崎修汰内野手(30)が今年も「見えない敵」と戦い続けている。

 29日のオリックスとの練習試合(宮崎SOKKEN)が雨天中止となり、当地の室内練習場で練習した後にナインは3月2、3日にロッテとの練習試合が行われる高知へ移動した。

 前日28日のソフトバンク戦(アイビー)で重度の花粉症の外崎は異例のマスク姿で打席に立ち、予定の打席を終えると途中交代。約3週間の飫肥杉との〝戦い〟を終えて「花粉症は昨日、一昨日はちょっとヤバかったですね。高知もヤバいですよ。関東もヤバいって言ってましたね。家族がみんな花粉症なので…。開幕の仙台? どうですかね」とまだまだ予断を許さない花粉の飛散に戦々恐々としている。

 それでも、ここ数年に比べると状態はだいぶマシなようだ。「去年とかはホテルにいると頭が痛くなってきていた。鼻が両方詰まって呼吸が口でしかできなかった。そうすると口が渇いてきて頭が痛くなる」と最悪の状態からは解放されようとしているという。

 その上で「試合中は気にしない。いろいろ試しましたけど(効果的な対処法は)ないです。この前、栄養士さんがプラクトオリゴ糖がめちゃくちゃいいらしい、と言っていたんでそれを妻にも伝えてちょっとやってます。(花粉飛散量が)今年はいい方(少ない)らしいので、期待できそうです」。3月29日の楽天との開幕戦に向けて視界は開けつつある。

 すでに楽天の開幕投手は3年目・早川隆久投手(25)と公表された。過去に早川から2本塁打をマークしている外崎は「左は得意な方なので。でも(向こうも)気合が入ってくると思うので、やってみないと分からない。気持ちが空回りしないぐらい冷静さを持ちつつ、今いい感じで取り組めていることを試合でもやれるようにしたい」とマスクを外して意気込んでいる。