西武の7年目・西川愛也外野手(24)が28日のソフトバンク戦(アイビー=練習試合)で開幕スタメンをアピールする先頭打者本塁打を放った。

 この試合に「1番・中堅」でスタメン出場した西川は初回、ソフトバンク先発・和田毅投手の高め直球をとらえ右翼芝生席へ初球先頭打者弾を放り込んだ。

 西川は「たまたまです。良いピッチャーで1イニングしか投げないと聞いていたので、ファーストストライクを積極的に行こうと思っていた。タイミングをちょっと早く取りすぎて泳ぐと思ったら、ちょうど合った」と自身初の〝先頭弾〟を笑顔で振り返った。

 一方で、この一発は自身の勘違いが生んだ産物でもあった。前日の斗山戦は午後1時開始。この日は午後0時30分開始のデーゲームだった。西川は「僕、1時開始と思っていたんですよ。20分ぐらいまでご飯を食べていて、ロッカーでゆっくりしようと思っていたら、銀仁朗さんとモンテルに『何してんの、今日(0時)半からやで』と言われて、ウソだと思ったんですよ。またまた~って。でも源さん(源田)とかめっちゃ準備していて〝やばい〟と思って。準備3分で打ちました」と。余計なことを考える暇のない〝切り替え3分弾〟を解説した。

 ホークスベンチでは、打撃の師匠でもある山川穂高内野手(32)がこの弾道を見上げていた。試合前には互いの近況報告をしたことに西川は「野球ができる喜びをなんか感じてました。楽しそうにしていて、変わっていなくてよかったです」と山川について言及した。

 1月の自主トレで師事した中村晃にも結果で現状報告ができ「(試合前の)バッティング練習も見ていてくれて、めっちゃ良い人です」と忘れられない先頭打者弾となった。

 これで27日の斗山戦の3安打に続き外野手争いで好スタートを切ったが、西川は「ホームランの後が4タコでした。その後の1本が難しい。打ち続けないと」と課題を口にしていた。