ソフトバンクの小久保裕紀監督(52)が28日、さっそくバットで結果を示した山川穂高内野手(32)を絶賛した。

 A組の宮崎キャンプ最終日となったこの日はアイビースタジアムで西武との練習試合。「4番・DH」でスタメン起用した山川は第1打席で古巣相手に豪快2ランを放ち、あいさつ代わりの「どすこいパフォーマンス」も披露した。

 昨年は自身のスキャンダルで出場停止処分となり、わずか17試合の出場にとどまった。しかも相手は昨季まで在籍した西武。小久保監督は「西武戦で意識したでしょうけど、1打席目でホームランを打つところがさすがやなと思いましたね」とたたえた。指揮官の賛辞はそれだけでは終わらない。

「集中したからと打てるもんじゃないんで。技術でしょう、やっぱり。技術が未熟なやつがどれだけ集中しても多分打てないので、それは飛ばす力と、ミートする技術があるということでしょうね」

 FA移籍を巡って紆余曲折はあったが、山川は巨人からトレードで加入したウォーカーとともに、右の大砲不足を解消する〝切り札〟の一人。就任1年目となる小久保監督にとっても、上々の滑り出しをみせた山川に胸をなで下ろした様子だった。