バスケットボール男子アジアカップ予選C組(25日、有明)、世界ランキング26位の日本は同29位の中国に76―73で競り勝ち、22日のグアム戦に続き連勝。パリ五輪へ弾みをつけた。
トム・ホーバス・ヘッドコーチ(HC=57)は、パリ五輪の目標を初のベスト8入りに設定。中国戦で12得点の河村勇輝(横浜BC)は「パリ五輪もこのような形で日本バスケットボール界が、歴史に名を刻むような結果を残せるように頑張っていきたい」と意気込んだ。
強豪ひしめく五輪でのベスト8入りは決して簡単なことではないが、ファンはどう見ているのか。中国戦を観戦したファン100人に本紙が緊急取材を行ったところ、7割から「可能」との回答を得られた。
今回はNBA組の八村塁(レイカーズ)、渡辺雄太(グリズリーズ)が招集されていなかっただけに、20代女性は「海外組がいない中で、これだけ戦えた。いい意味でホーバスさんも頭を悩ませていると思う」と五輪での戦力上積みを期待する。さらに、20代男性は「接戦を勝ち切れるのは強くなった証拠。土壇場での勝負強さは、絶対に本番にも生きてくる」と強調した。
一方で、快挙達成へは課題も少なくない。ホーバスHCが「3点シュートの成功率(この日は34%)はまだ足りない。第2ラウンド(ベスト8)にいくなら、40%近くまで上げないといけない」と語ったように、3ポイント成功率の向上を求める意見が多数あった。
また20代男性は「グアム戦も中国戦も、立ち上がりの内容がよくない。強いチームだともっと一気に離されるかも」と指摘。40代女性は「今日はファンがすごく日本を後押ししていた。パリだとなかなかこうはならない」と〝アウェー〟でも力を発揮できる強さを求めた。
パリ五輪まで5か月。課題を克服して未知への扉をこじ開けることはできるか。












