難敵の粘りに屈した。バレーボール男子のネーションズリーグ準決勝(1日、中国)、世界ランキング4位の日本は2024年パリ五輪銅メダルの米国に2―3で逆転負け。2日の3位決定戦でスロベニアと銅メダルをかけた戦いに挑む。
試合前の段階で米国との通算成績は76勝138敗と大きく負け越していた。ただ、直近のVNL予選ラウンドではフルセットの末に白星を挙げていた。準々決勝で世界選手権2連覇中のイタリアを倒して勢いに乗る相手に対し、第2セットを25―23で奪って追いつき、第3セットも25―20で取って勝利に王手をかける。
主将の石川祐希(ジラート)は、準々決勝の中国戦で途中交代。ロラン・ティリ監督は「石川が首に問題を抱えていた」と語っていたが、この日は先発メンバーに名を連ねた。米国は石川にサーブを集める中でも冷静に対応する。第2セットが終わった段階で得点数を2ケタに乗せるなど、高橋藍(ルブリン)が徹底マークを受ける一方で、大黒柱が得点を積み重ねた。
第4セットは米国が25―19で制して運命の第5セットに突入。今大会の日本はフルセットの試合で負けなし。しかし、メダルをかけた一戦では米国の高さのある攻撃に苦戦を強いられた。日本は富田将馬(大阪B)のブロックで一時は同点とするも、あと一歩及ばなかった。
2大会ぶりのメダルを確定させることはできなかった。だが、まだメダルへのチャンスは残されている。スロベニアとの一戦で表彰台をつかみ取ることはできるか。












