大一番につなげることはできるか――。バレーボール男子のネーションズリーグ準決勝(1日、中国)、日本は2024年パリ五輪銅メダルの米国に2―3で逆転負け。2日の3位決定戦でスロベニアと銅メダルをかけた戦いに挑む。

 主将・石川祐希(ジラート)は準々決勝で思うようなプレーができなかったが、この日は攻守で存在感を発揮。相手のサーブを冷静に拾い、強烈なスパイクなどでチーム2位の18得点を挙げた。ただ、最後は米国の前に屈し「あと一歩のところで届かなかったのは僕たちの力のなさだと思う」と顔をしかめた。

 初優勝の夢は途絶えたものの、今季最大の山場はアジア選手権(9月、福岡)だ。頂点に立てば28年ロサンゼルス五輪の出場が決まる一戦を見据える中で「VNLで負けても、アジア選手権でしっかり勝てればいい。逆にVNLで優勝してアジア選手権で負けると、正直意味がない。結果はやってみないとわからないけど、アジア選手権にピークを持ってくる」との見解を示している。

 今大会初黒星を喫するも、3位決定戦で勝利すれば2大会ぶりのメダル獲得となる。「しっかりリカバリーして準備したい。結果を求めて、銅メダルを取ることだけを考えていきたい」。最終的な目標はロサンゼルス五輪での表彰台。最高の形で大会を締めくくり、アジア選手権に弾みをつける。