バスケットボール男子日本代表を率いるトム・ホーバス・ヘッドコーチ(57=HC)が、積極的な若手起用にチャレンジしている。パリ五輪イヤー初戦となった22日のアジアカップ予選グアム戦(有明)では、金近廉(20=千葉)、川島悠翔(18=NBAグローバルアカデミー)らを試合メンバーに選んだ。
格下相手に手こずる中、川島は第3クオーター(Q)に逆転を呼び込む連続得点など、貴重な計6得点で77―56の勝利に貢献。指揮官は「川島は本当に成長していて素晴らしかった」と高評価だ。この姿勢についてチームスタッフは「ホーバスHCは短期的なものだけでなく、長期的な強化プランも持っている。日本を継続的に強くしていくという意思を感じる」と意図を説明する。
また、別のスタッフは選手と日本語でコミュニケーションを取れる利点を挙げた。「前任の(フリオ・)ラマスHCはスペイン語が必須だったので、どうしても時間がかかって気軽にしゃべりづらい部分もあった。ホーバスHCなら、言葉が直接伝わる。そこのハードルがないのは大きい」
ホーバスHCは、2021年東京五輪では、女子日本代表を日本史上初となる銀メダル獲得に導き、現職となった昨年のW杯では、48年ぶりに自力の五輪出場を実現させた。パリ五輪はベスト8を目標に掲げる。簡単なハードルではないが、たとえ実現できなかったとしても、〝その先〟も期待できそうだ。












