新日本プロレス23日札幌大会でIWGP GLOBALヘビー級王座戦に臨む王者デビッド・フィンレー(30)と挑戦者のニック・ネメス(43)が舌戦を展開した。

 ドルフ・ジグラーのリングネームで活躍した元WWEスーパースターのネメスは、1月東京ドーム大会に来場。試合を観戦していたところでフィンレーから挑発を受け、バックステージでも大乱闘を展開した。

 両者はこの日(22日)の公開調印式に出席。新日本マット初参戦となるネメスは「明日は自分のキャリアにとって最も大事な試合だ。これは俺のレスリングの第2章の幕開けだ」と新天地への上陸に目を輝かせた。

 さらにネメスは「俺はレスリングに関わる全ての人間をリスペクトしているが、フィンレーは別だ」と王者に対し嫌悪感をむき出しにする。「確かにフィンレーは1・4で素晴らしい試合をした。しかし俺の顔に唾を吐いた。乱闘になってしまったことは申し訳ないと思っているが、俺が新チャンピオンになって、彼がタイトルにふさわしくないと証明する。俺がこのベルトを勝ち取ることによって、今まで以上にIWGPの価値を高めてみせる」と言い切った。

 これに対しフィンレーも応戦。11日大阪大会ではユナイテッド・エンパイアと5対5金網マッチで激突し、壮絶な戦いを繰り広げた王者は「完全にケガが癒えているわけではない。全身まだ痛くて満身創痍の状態だ。でも明日のニックは相手にならないだろう」と余裕をのぞかせた。

 昨年3月バレットクラブの新リーダーに就くと、ユニット内チームとしてバレットクラブ・ウォー・ドッグスを結成し新日本マットを蹂躙。今年に入って初代GLOBAL王者に輝き、大阪大会ではウィル・オスプレイのラストマッチで勝利を収めた。フィンレーは「その間にお前、何か成し遂げたのか? お前が成し遂げたことは仕事をクビになっただけだろ。明日はお前自身が、何かを俺に証明できるならしてみろ。まあ、そんなことは不可能な話だがな」と、ネメスに対して痛烈発言を連発し、不穏な空気のまま調印式は終了した。