韓国代表の内紛騒動で渦中にあるFW孫興民(ソン・フンミン=トットナム)が、誹謗中傷の被害を受ける事態に陥っている。

 今回の騒動は、アジアカップ(カタール)準決勝(6日)のヨルダン戦で0―2と敗れる前夜に発生。孫が卓球をするために早く席を立ったMF李康仁(イ・ガンイン=パリ・サンジェルマン)など一部の若手選手と口論になり、その過程で指を脱臼するけがを負った。韓国の新旧両エースが対立する前代未聞の内紛で、その後にユルゲン・クリンスマン監督が電撃解任されたこともあって騒動の波紋が広がっている。

 騒動のきっかけを作った李に対する批判が過熱する一方で、韓国の英雄でもある孫に対しても罵詈雑言が浴びせられる事態に発展した。

 孫の公式インスタグラムに「李康仁が哀れだ。韓国代表チームの主将を辞めて代表引退しろ」などと批判が向けられているが、それだけでなく孫の人格を攻撃したり真偽不明の言いがかりなどをサッカーとは関係ない中傷の言葉まで飛び出している。

 内紛騒動は韓国代表の中心選手たちに深刻なダメージを与えている。