元サッカー日本代表監督の岡田武史氏が17日配信の「NewsBAR橋下」(ABEMA TV)に出演。アジアカップ(カタール)で8強敗退に終わった森保ジャパンの〝敗因〟について語った。

 岡田氏は「僕は今回のアジアカップは苦労するって言ってた」と告白。その理由を「それは何かって言うと、ずーっといい時って日本人は美学に走るんです。目の前の相手に勝つことよりも、『俺たちのサッカーはこうだ』とかね。ちょっとそういう域に行ってた。少々の戦術やそういうものより『絶対勝ってやる』で来られたら、ああいうふうになるんですよ」と説明した。

 さらに自身の経験を踏まえ「『もうちょっとこういうサッカーやろうよ』…それはいいんですよ。でも、試合なったら目の前の敵に『絶対勝たなきゃいけない』とか、そういうところが大事になってくるんだけど、日本人はスッとそっちに行っちゃうところがあるんです」と分析。

 その上で「美学を持つというのは素晴らしいことなんだけど、でも勝負の時に美学を持った戦い方で目の前では死に物狂いで戦わなきゃいけないので、その辺が日本人って…。〝武士は食わねど高楊枝〟――食わんと戦われへんやろ!って」とジョークを交え、力説した。

 一方で「実は昨日、森保とも飯食ってたんだけど、あいつも『今回失敗したところあります』ってはっきり認めてるし。監督だって失敗するし、失敗しない人なんていない。それなのにメディアが『絶対負けられない戦いが』とか煽るから、いかん」とフォローも忘れなかった。