アジアカップ(カタール)に臨んでいる日本代表は1次リーグ第2戦(19日)でイラクに1―2で敗戦し、森保一監督(54)の選手起用法に疑問の声が出ている。
森保ジャパンは今大会の圧倒的な優勝候補ながら格下国に完敗。各方面から批判が噴出しているが、初戦ベトナム戦(14日)でトップ下を務め2得点を決めた南野拓実(29)の左サイド起用が波紋を広げている。所属するフランス1部モナコではトップ下で5得点をマーク。ただイラク戦では不慣れな左サイドで本領を発揮できなかったことから、SNSなどで指揮官の采配を批判する声が出ている。
森保ジャパンでは本職ではないポジションで使われる選手も多い。イラク戦ではMF久保建英(22=レアル・ソシエダード)がクラブで定位置の右サイドではなく、トップ下に入り、バックパスの多さが批判されているDF伊藤洋輝(24=シュツットガルト)もセンターバックではなく、左サイドバックを務めた。これまでも行われていた起用法ながら本来と違うポジションで適応できる選手もいれば、対応に苦しむケースもある。
2021年9月7日のカタールW杯アジア最終予選・中国戦で、森保監督は当時セルティック(スコットランド)で9試合7得点と絶好調だったFW古橋亨梧を左サイドで起用した。これに試合を中継した「DAZN」で解説を務めた元日本代表監督の岡田武史氏は不満げな声で「真ん中でやっているイメージなので。サイドで張っているイメージはない」と森保采配を疑問視した。
実際に1トップでプレーすることの多い古橋は不慣れな左サイドで精彩を欠き、後半5分に交代。SNS上には起用を疑問視する意見が書き込まれていた。もちろん、複数のポジションでプレーできる選手も多くいるため、固定する必要はないのだが、選手の適正ポジションと起用法をめぐっては、今後も物議を醸しそうだ。








