パドレスの松井裕樹投手(28)が11日(日本時間12日)、米アリゾナ州ピオリアでキャンプインし、全体練習前に報道陣の囲み取材に応じた。

 取材冒頭、いきなり英語とスペイン語で約2分間にわたり自己紹介を兼ねて挨拶。現地メディアのハートを掴むとその後、韓国メディアの質問の際にも自ら韓国語で返答するなど計4か国語を巧みに操り周囲を驚愕させた。

 日米メディアからはメジャー球への対応やポジション争いについての質問が集中したが、松井は「しっかり準備してきたつもりですし、僕自身も昨年とは違う場所にいる。自分の状態、状況は理解しています」と断言。その上で「投げるポジションについてはまだ実績もない。こっち(メジャー)のバッターを抑えていって、勝ちゲームで投げられるように頑張っていきたいなと思います」と力強く今後の抱負を語った。

 オフの期間中は日本のボールより「滑る」と言われるメジャー球に慣れるため、「なるべく家にいる時もボールを離さずさわっていることを意識していた」という松井。メッツの千賀からも助言を貰い、メジャー球への早期適応でチーム内競争に勝つ構えを見せる。

「昨日もブルペンに入って43球を投げました。(キャンプ地に来る前に)サンディエゴにちょっといてこっちに来たのですが、寒かったりもあったのでもう一回しっかり自分の投球の強度を出していって。あと1回ブルペン入って1回ライブBPに入ってゲームになる。そこまでに(準備を)しっかりやらなきゃいけないと思っています」

 異国の地でも守護神として君臨しチームに貢献したい。そんな強い思いが終始表情に滲み出ていた。