新日本プロレス11日の大阪大会でブライアン・ダニエルソン(42=AEW)との一騎打ちに臨むザック・セイバーJr.(36)が、激動の団体の新リーダーに名乗りを上げた。「世界一のテクニカルレスラー」を決める大一番に臨むザックは、オカダ・カズチカとウィル・オスプレイが退団し過渡期を迎えた新日本の未来に言及。〝生涯新日本〟の覚悟も示しつつ、頂点取りを予告した。
ザックは昨年10月に、米AEWシアトル大会でブライアンに惜敗。再戦にかける思いは半端ではない。「これまでのキャリアで最も重要な試合と言っても過言ではない。14歳からのライフワークの集大成なんだ。この試合に負けるということは、私の哲学とライフワークが失敗だったということだ。この試合は私にとって、それほど重要なものだ」と不退転の決意を明かす。
前戦ではブサイクニーで3カウントを奪われた。「だからこそ結果は一つしかない。私はブライアンをサブミッションで倒さなければならない。彼のギブアップを聞いて、私の方が優れたテクニカルレスラーだと認めさせなければならない」と必勝を誓った。
新日本はこれまで頂点に君臨していたオカダとオスプレイがそろって退団し、過渡期に突入している。ザックは「オカダはおそらく現代最高のレスラーだし、オスプレイは間違いなく今、世界最高のレスラー。彼らがいなくなることが重要ではないというのは甘い考えだ。しかし、彼らの新たな挑戦は全面的に支持するし、私の目標は変わらない」とキッパリ。
「大切なのは新日本の頂点に立つことだ。外国人トップレスラーではなく、ザ・トップレスラーとしてね。それに伴うプレッシャーと責任が欲しいんだ。そのためにキャリアを積んできたし、準備はできている。もし新日本が私を支持してくれるなら、残りのキャリアを彼らにささげるよ。日本ほど幸せなプロレスは他にない」と言い切った。
その上で新しい日本人スターも待望している。「新日本は30歳以下、もしくは30歳前後の潜在的なレスラーを大量に抱えているので、未来は実に明るい。私はとても偏見に満ちていて、だから彼を選んだのだが、藤田(晃生)は新日本がこれまで輩出した中で最も大きなスターの一人になるだろう」とTMDKの若武者に期待を寄せた。
「リング内外で新日本を改革する最前線に立ちたい。私は現代のストロングスタイルのあるべき姿を体現している。デビュー以来テクニカルなプロレスを改革してきたが、今年はそれをさらに推し進め、真の意味で新日本をリードしていく」と豪語したザック。そのためにもまずは大阪決戦で、世界一のテクニカルレスラーであることを証明する。













