西武にラテンの風が吹き込んできた。ベルーナドームに隣接する球団事務所で4日、今季から加入する新外国人4選手の入団会見が行われた。
山川、マキノンが抜けた主軸候補にはメジャー通算114発のヘスス・アギラー内野手(33=前アスレチックス)、同27発のフランチー・コルデロ外野手(29=前ヤンキース)の2野手が加入。
そして再編が急務となっているブルペンには最速163キロの守護神候補、アルバート・アブレイユ投手(28=前ヤンキース)、同159キロ左腕ジェフリー・ヤン投手(27=前マーリンズ傘下)が加わり、リリーフ陣の強化態勢が整った。
ベネズエラ出身のアギラーと3人のドミニカンは、常に明るいラテンの雰囲気を醸し出し、笑いのあるリラックスムードの中で入団会見が行われた。球団関係者は「ラテン系の選手は陽気で、状況が悪くても日本人のように同じ方向を向かない。いい意味でチームのムードを明るくしてくれたら」と、戦力以外の部分で加入効果に期待している。
また、西武は1月末にもビクター・ロペス投手(24)、アンソニー・ガルシア外野手(23)のドミニカン2選手と育成契約を結んでいる。
支配下で4人、育成で2人の〝ラテン系補強〟を敢行し、さらにソフトバンク・山川穂高内野手(32)の人的補償で甲斐野央投手(27)を獲得。若鷹軍団で〝ラテン系気質〟を誇っていたタフネス右腕の中継ぎ補強にも成功している。
球界内でも「ホークスではおふざけキャラというか、明るいムードメーカーみたいな感じになっていた」ともっぱらの甲斐野とアブレイユ、ヤンの〝ラテン系合体〟が、これまで真面目でおとなしかった西武ブルペンにどんな化学変化をもたらすのか。
今オフは山川のFA移籍、マキノンの退団、愛斗の現役ドラフト移籍、宮川のトレードなど多くの〝血の入れ替え〟が断行された西武。それらに代わって流入する南風に乗って、チームはVロードをまい進していくことになるかもしれない。











