中日の沖縄キャンプで〝中田フィーバー〟が吹き荒れている。初日の1日に中田翔内野手(34)がフリー打撃に登場すると、スタンドからは大きな拍手。39スイングでサク越えはなかったものの、フリー打撃終了時にもスタンドからは再び大きな拍手が起こった。
ファンから送られた拍手について中田は「僕からしたらありがたいこと。当たり前だと思ってはいけないと思いますし、毎回うれしい気持ちになります」と大感謝。「今までだったらそこでブンブン振り回してスタンドインを狙っているのかもしれないですけど、そのへんは大人になったので。今日は大人な中田翔を見せれたかなと思います」とテーマである丁寧なバッティングにこだわった。さらに、練習終了後に開催した即席サイン会も大人気。ドラゴンズの救世主にサインをもらおうと多くのファンに囲まれた。
サインに応じる中田翔
ただ、心配なのは万一のアクシデントだ。中日では2019年の沖縄キャンプで、松坂大輔がファンに右腕を引っ張られて右肩に炎症を引き起こすという事件が発生。前年に6勝を挙げてカムバック賞を受賞した松坂だったが、この年はキャンプでの調整遅れが響いてわずか2試合だけの登板に終わっている。
逆襲のキーマンがアクシデントに巻き込まれればそれこそ一大事。球団幹部は「松坂の時のようなことがあってはダメだ。並んでサインをするのはいいけど、人が押し寄せると大変なことになる。土、日は入場者も増えるし(対策を)やらないといけない」と安全対策をしっかり行う考えを示唆した。
キャンプ初日から1人の選手の一挙手一投足が注目されるのは、ここ最近の中日ではなかったこと。今後も中田の動きからは目が離せない。












