WWEのPLE「ロイヤル・ランブル(RR)」(27日=日本時間28日、フロリダ州タンパベイ)の女子RR戦は、悪のユニット「ダメージCTRL」のリーダー、ベイリー(34)が63分3秒を戦い抜き、初優勝を飾った。
30人参加の時間差入場バトルロイヤル・RR戦を制すれば、祭典「レッスルマニア40」(4月6、7日、ペンシルベニア州フィラデルフィア)で女子最高峰王座に挑戦できる。ダメージCTRLではイヨ・スカイがWWE女子王座、アスカ&カイリ・セインがWWE女子タッグ王座を獲得しており、リーダーのベイリーは必勝を期して大一番に臨んだ。
RR戦はナタリアと、2022年5月に〝職場放棄騒動〟を起こして退団したナオミが復帰してスタート。ベイリーは3番目の入場で、優勝するためにはロングバトルを余儀なくされた。しかも、ダメージCTRLのイヨとダコタ・カイには仲間の手助けなく一人で戦うように言われていたが、なぜか7番目にアスカが登場。驚いたベイリーは思わず「何で?」と口にした。
それでもアスカとの好連係を見せて、キャンディス・レラエを脱落させた。11番目にはカイリまでリングイン。3人で見事な連係攻撃を放ったものの、前日スマックダウンでタッグ王座を奪ったカタナ・チャンス&ケイデン・カーターと遺恨のあるビアンカ・ベレアに狙われ、カイリ、アスカの順で場外葬となった。
仲間のカイリとアスカが5、6番目にあっさりと脱落したことで、ベイリーは結局1人での戦いに突入。初登場のTNAノックアウト王者ジョーディン・グレイス、ナイア・ジャックス、ベッキー・リンチら優勝候補を相手に、何度かロープ際で転落の危機があったが、しぶとく踏ん張って生き残る。Rトゥルースが男子RR戦と間違えリングインする一幕もあった。
28番目には元AEWのジェイド・カーギルが登場。ムッキムキの肉体を武器に巨体のナイアを持ち上げて場外に落とし、衝撃のリングデビューを果たした。さらに最終30番目に何とリブ・モーガンがリングイン。昨年5月に肩を負傷し、欠場中の同12月に違法薬物所持で逮捕されたと米メディアで報じられたが、報道から1か月半後にはリングに戻ってきた。
最後はベイリー、ジェイド、リブの3人が残り、エプロンでの攻防に。ジェイドをコードブレーカーで場外に落としたリブに、ベイリーがキックを見舞って場外葬。実に女子RR戦史上最長となる63分3秒を戦い抜いたダメージCTRLのリーダーが、RR戦初Vを飾った。
これにより、ベイリーが「レッスルマニア40」で女子最高峰王座に挑むことが決定。かねてリア・リプリーの女子世界王座に挑むと表明しているが、もう一人の最高峰王者イヨは、バックステージで盟友の優勝にニコリともせず見ていた。ベイリーとイヨ&アスカ&カイリの間には度々不協和音が流れていたが…。
「ABEMA PPV」生中継の日本語実況では、イヨ対ベイリーの王座戦を望む声が上がった。果たしてベイリーが祭典の相手に選ぶのは女子世界王者リアか、それとも盟友のWWE女子王者イヨか? 注目だ。













