WWEの〝明日の女帝〟アスカと〝海賊王女〟カイリ・セインの名コンビ「カブキ・ウォリアーズ」が、約3年9か月ぶりにWWE女子タッグ王座奪回に成功した。

 ベイリー、WWE女子王者イヨ・スカイ、アスカ、カイリ、ダコタ・カイの悪のユニット「ダメージCTRL」は女子ベルト制圧を宣言。26日(日本時間27日)のスマックダウン(フロリダ州マイアミ)では、カブキ・ウォリアーズがWWE女子タッグ王者のカタナ・チャンス&ケイデン・カーターに挑戦した。

 ダメージCTRLの5人で登場したが、イヨがリーダーのベイリーを引き止め、カイリとアスカの2人でリングに入った。ゴングが鳴ると、アスカ&カイリは小柄な王者組のスピーディーな攻撃を浴びていきなり劣勢となった。それでも女帝のキック、海賊王女のカカト落とし、アスカの顔面砕き、カイリのドロップキックと見事な連係を披露して反撃する。

ケイデン・カーター(中)に合体技を見舞うアスカ(右)とカイリ(©2024 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
ケイデン・カーター(中)に合体技を見舞うアスカ(右)とカイリ(©2024 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

 王者組も負けじと踏ん張り、ケイデンが場外のアスカ&カイリにコーナー上段からプランチャを発射。アスカはロープ際でケイデンのビッグブーツ、スプリングボード式レッグドロップをくらい大ピンチに陥ったが、3カウントは許さない。ソバットで反撃すると、コードブレーカーからカイリのネックブリーカーにつなぎ、ケイデンにアスカのスライディングキックとカイリのエルボーの合体攻撃を浴びせた。

 カイリは王者組にバックブロー連打。トドメのインセインエルボーはケイデンから両脚を突き立てられ、右ヒジにダメージを負った。代わったアスカもケイデンの変型フェースバスターから王者組必殺の合体技「アフターパーティー」をくらったが、カイリが決死のカットだ。王者組のさらなる合体攻撃も、カタナのクロスボディーをカイリが身をていして受けると、女帝がカタナにスライディングキックで逆襲。場外に落ちたカタナを海賊王女がアラバマスラムで実況席に叩きつけ、戦闘不能に追い込んだ。

 このチャンスにアスカがケイデンにハイキックを放ち、ドラゴンスリーパーの体勢に捕らえた。ここで何とカイリがコーナー上段からインセインエルボーを発射。カブキ・ウォリアーズの見事な合体攻撃が決まり、カイリがケイデンから3カウントを奪った。
 
 ユニットメンバーの介入のない白熱の名勝負を制し、女子タッグ王座を奪取。カイリのWWE離脱もあったカブキ・ウォリアーズにとっては、約3年9か月ぶりに同タイトルを手にした。これでダメージCTRLの日本人同盟も、3人全員が同時に王者となった。

 新王者コンビはリング上で喜びを爆発させた。場外でアスカがダコタとハグし、カイリはベイリーをスルーしてイヨに抱き着き、最後は5人で勝利をアピールして大団円に終わった。

ダメージCTRL総出で新タッグ王者を祝福した(©2024 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
ダメージCTRL総出で新タッグ王者を祝福した(©2024 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

 あとはベイリーがPLE「ロイヤル・ランブル(RR)」(27日=日本時間28日、フロリダ州タンパベイ)の女子RR戦を制して女子世界王座を奪えば、ダメージCTRLの野望が成し遂げられるが、果たして――。

 この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。