阿部巨人の開幕投手・戸郷翔征投手(23)が世界一となったWBCで学んだ〝ダル魂〟でチームを4年ぶりVに導く。
戸郷は25日にジャイアンツ球場で自主トレを行った。右腕は昨年11月に阿部監督から開幕・阪神戦(3月29日、東京ドーム)先発に指名されている。
投手キャプテン2年目の戸郷は自身の投球以外でも重責を担う。チームはオフに救援陣を強化。高橋礼、泉(ともに前ソフトバンク)、近藤(オリックス)、馬場、ケラー(ともに前阪神)の5投手を獲得すると、ドラフトでも1位・西舘勇陽投手(21=中大)、2位・森田駿哉投手(26=ホンダ鈴鹿)、5位・又木鉄平投手(24=日本生命)と3投手を支配下で指名。全員がキャンプ一軍スタートとなった。
新たな仲間に戸郷は「気を使いながら練習するよりは、使わずに練習するほうが気楽。そういう環境を作り出すのも(自分の)仕事」と話すと、「おいし目のところを選びます」と自身が幹事役となり「投手会」を開催すると明かした。
お手本はあのメジャー右腕だ。昨年2月、宮崎でWBC事前合宿が行われた。そこに異例の初日から参加となったダルビッシュ有投手(37=パドレス)に戸郷は質問攻め。スライダーの投げ方を教わるなど多くの技術を吸収した。
さらにレジェンドがチームのため自腹で食事会を開く姿に感銘を受けた。侍の全投手が集まった通称「宇田川会」は宮崎出身の戸郷が焼き肉店を予約し開催された。
ダルビッシュの練習中の姿が最高のお手本となる。ブルペンで積極的に会話をするため新戦力の動画をチェック。「西舘くんもクイック(投球)が速いですし。あんなクイックで投げられたら武器になると思うので、そういうところとか会話をしながらいけたら」と戸郷は力を込めた。
すでに三軍の育成投手まで映像を確認したという右腕は、「話した時に何か情報があればいいなと思って。いい勉強になる」と目を輝かせる。戸郷が〝Gのダル〟となって投手陣の力を引き出せるか注目だ。












