阿部巨人で自身初の開幕投手に臨む戸郷翔征投手(23)がリーダーの自覚をのぞかせた。

 25日、戸郷はジャイアンツ球場で自主トレを行った。ブルペンで力強い球を投げるなど、キャンプに向けて順調な仕上がりぶりを見せた。

 投手キャプテン2年目となる若きリーダーにはキャンプで大仕事が控えている。今オフ、巨人は課題の救援陣強化に積極的に取り組んだ。高橋礼、泉(ともに前ソフトバンク)、近藤(オリックス)、馬場、ケラー(ともに前阪神)の5投手を獲得。ドラフトで1位・西舘勇陽投手(21=中大)、2位・森田駿哉投手(26=ホンダ鈴鹿)、5位・又木鉄平投手(24=日本生命)と3投手を支配下で指名した。新加入の8投手全員がキャンプ一軍スタートとなった。

 戸郷は「気を使いながら練習するよりは、使わずに練習するほうが気楽。そういう環境を作り出すのも(自分の)仕事」と投手会を開いて親睦を深めるという。宮崎出身右腕は「おいし目のところを選びます」と笑った。

 さらにブルペンで新人に声をかけられるよう動画もチェック済み。「西舘くんもクイック(投球)が速いですし。あんな、クイックで投げられたら武器になると思うので、そういうところとか会話をしながらいけたら」と力を込めた。

 チェックしたのは黄金新人だけではない。「だいたい(投手)みんなの、一軍~三軍くらいの映像を見たり。話した時に何か情報があればいいなと思って。いい勉強になる」と日々、研究を重ねているという。若きリーダーの下、巨人が新戦力の力を十分に引き出してV奪回を目指す。