巨人の門脇誠内野手(22)が3日に都内の母校・創価大野球部グラウンドで行われたOB合同練習会に参加した。最年長のヤクルト・小川、ソフトバンク・石川、日本ハム・田中正の3選手とともにリラックスした表情で新春から汗を流した。

 2年連続で参加した最年少の門脇は「去年は右も左も分からない状態でのスタートだった。(今年の参加者は)投手の方が多いので、基本的には配球の話や打者から見てどうか、などの話をしました」。内野ノックの際には軽快な守備を披露すると周囲から「さすが背番号5!」などとイジられ、照れ笑いを浮かべる場面もあった。

 昨季は新人離れした守備と勝負強い打撃で遊撃のレギュラー奪取に成功。長らく不動の遊撃手として君臨してきた坂本からルーキーが、その座を奪ったことはチームの大きな転換期となった。

 だが2024年のシーズンは門脇自身にとって「勝負の2年目」。より真価が問われることになる。チーム関係者は「今季は遊撃のレギュラーとして出る以上、坂本と比べられる回数が格段に増えるはず。不調の時には『坂本だったらこうだった…』などと容赦なく言われるときが必ずやって来る」と分析。一方で「まだ成長途上なのはもちろんだが、すでに現時点で門脇のほうが上回っている能力だってある。『門脇だからできた』と言われるようなオンリーワンの選手になって、外野の声をはね返す強さを見せてほしい」と〝脱・坂本二世〟へのエールも向けられている。

 果たして門脇は偉大な先輩の「幻影」を完全に払拭することができるか。