第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の往路(2日)で、立大は序盤から苦しみ17位となった。

 1区の林虎太朗(3年)が18位と出遅れると、2区の国安広人(2年)も区間20位と失速。3区の馬場賢人(2年)ら後半区間は粘り強い走りを見せるも、最後まで流れをつかむことはできなかった。原田昭夫総監督(68)は「駒沢さん、青学さんはべらぼうに速くて前半は厳しかったが、それでも3、4、5区はしっかり走ってくれた」と前を向いた。

 昨年10月に上野裕一郎前監督(38)が不祥事により解任された。それでも直後に行われた予選会で6位に入り、本戦への切符をつかんだ。以降は選手が主体となって練習メニューなどを組み、自発的に強化に励んできた。

 さらに、本戦に登録される補欠を含めた16人の選出やそれぞれの区間配置も、選手主導で決められたという。宮沢徹主将(4年)は「チームの主力として走ってもらいたい選手が中心になって、最後の16人は決めた。ちゃんと自信を持って送り出せる16人が選ばれていると思う」と言い切った。

 とはいえ、選手がお互いに評価し合うということについては「正直難しさしかなかった」と本音も。それでも「こういう状況になってから、一人ひとりが自分で考えて練習に取り組むという部分ができるようになってきた。そこに関しては仲間を信頼したい」と手応えを明かした。

 10位の順大とは1分20秒差。シード権が狙える位置には付けている。原田総監督は「任せた方が、このチームの力は出ると思っている」と選手を信頼。予期せぬ形で生まれた選手主体のチームつくり。3日の復路での結果へとつなげたいところだ。