優勝候補の一角がまさかの失速だ。第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の往路が2日に行われ、前回大会2位の中大は、5時間30分35秒で13位発進となった。

 1区の溜池一太(2年)が19位とつまずくと、2区のエース・吉居大和(4年)も失速。4区の主将・湯浅仁(4年)が区間3位の力走を見せるも、最後まで歯車がかみ合わなかった。

 藤原正和監督(42)は「年末の23日あたりから、登録メンバーの16人中14人が体調を崩していた。39度くらいの熱が出て、その後も咳が続いた。多くの選手が4、5日くらいは喉が痛いとずっと言っていたり、いろいろとあった。ただコロナやインフルエンザではなかったので、なんとか欠場だけはしないようにということでやってきた」と明かした。

 かねて今大会での優勝を目標に掲げてきたが、万全な状態で挑むことができず「僕の腕がないからこんなことになっているので、これは甘んじて受け入れるしかない」とうなだれた。

 厳しい往路の結果だが、シード圏内の10位以内を逃すわけにはいかない。復路には吉居大の弟・駿恭(2年)ら力のあるランナーも控えている。巻き返しに向けて、指揮官は「どこまで目指せるか何とも言えないところもあるが、しっかりと最後までタスキをつないで、いい形というか、笑顔で戻ってきてくれたら」と力を込めた。