第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で2年ぶり7回目の総合優勝を目指す青学大は、チームの主軸が猛烈な追い上げを見せた。
2日に行われた往路は、1区の荒巻朋熙(2年)が序盤から積極的なレース運びを展開するも、16キロ付近で失速。首位駒大と36秒差を9位で、2区の黒田朝日(2年)にタスキをつないだ。
原晋監督(56)が〝駅伝男〟と称する黒田は、出雲駅伝の2区で区間賞を獲得するなど、要所で圧巻のパフォーマンスを発揮してきた。この日も集団を引っ張る走りで5位に浮上。その後も集団をけん引し、14・4キロ付近で日大のシャドラック・キップケメイ(1年)もとらえて3位となった。さらに20・5キロ付近で創価大のスティーブン・ムチーニ(1年)に追いつくと、そのまま引き離して2位で3区の太田蒼生(3年)にタスキをつないだ。
そんな黒田は1時間6分07秒の好タイムで区間賞を奪取。「タスキをもらった時点で順位はわからなかったが、前にいる選手を抜いて、少しでも前で渡そうと思った」と振り返った上で「今年の青学は絶対に勝てるチーム」と後続の選手たちにエールを送った。
7人抜きの力走にネット上では「黒田朝日いい走りだ!!やっぱり箱根は青学が強くなくっちゃね」「黒田くん2年生で初の箱根で2区だけどたくましい走りだね」「黒田は箱根の距離でもこんな強いのね」「原監督の言う駅伝男はいつも駅伝を面白くしてくれる」などの声が上がっている。
原監督は「常にどの区間でも30秒以内でタスキをつないでいけば、何が起こるか分からない」と語っていたが、2区終了時点で首位の駒大とは22秒差。朝日の輝きが青学大に希望の灯をもたらした。








