元日から〝森保マジック〟がサク裂だ。

 日本代表の森保一監督(55)が31日、来年1月1日の国際親善試合タイ戦(国立)を前に、公式会見に出席した。「元日に試合ができるということで、サッカーに携わる者として幸せな機会をいただけた。勝ってアジアカップ(来年1月12日開幕)、その先のW杯につながる戦いができれば」と力を込めた。

 28日から始まった代表合宿では、FW浅野拓磨(29=ボーフム)とFW上田綺世(25=フェイエノールト)の2人が合流こそしているが別メニューでの調整が続いている。森保監督は「上田と浅野は、明日の試合での起用は考えていない」説明。その上で1トップの代役として「FW細谷(真大=柏)が先発することになると思う」とパリ五輪世代のエースのスタメン起用を明言した。

 細谷は今季、J1で34試合に出場し14得点を挙げるなど大きな飛躍を遂げた。「まずは攻撃をけん引してほしい。何より得点を取ってもらえるように、どん欲にゴールに向かってプレーをしてほしい」と期待を寄せた。

 だが、今後を見据えて1トップには多くの腹案がある。合宿中にはMF南野拓実(28=モナコ)がトップに入る場面もあり「拓実にもトップのポジションをしてもらうことを考えつつ、MF伊東純也(スタッド・ランス)やMF堂安(律=フライブルク)も、1トップなのか0トップなのかということも含めて。(離脱の影響で)FWが1人になったので、いろいろなことを考えながら明日の試合ではチャレンジしていきたい」と仰天プランも披露した。

 目標の2026年北中米W杯優勝へ向けて、指揮官は戦術の引き出しを増やしていく構えだ。